About Us
はじめまして、AI-lifeをご覧いただきありがとうございます。
このサイトは、私たちの身のまわりにあるAIを、もっと身近に、もっと安心して理解できる場をつくりたいという思いから生まれました。
昨今爆発的に成長を遂げている対話型生成AIはもちろんのこと、その他の暮らしを豊かにするAI技術や、日々の暮らしの中にひっそりと入り込んでいるAIの仕組みや背景を、専門的すぎず、でも本質を大切にしながら伝えていきます。
AIに、不安を抱いていませんか?
「最近AIってよく聞くけど、ちょっと怖い」
「何ができるのか、正直よくわからない」
「便利そうだけど、使いこなせる気がしない」
そんな声をたくさん耳にしてきました。AIはもはや遠い未来の話ではなく、日常のなかにある“現実”です。でも、世の中にあふれる情報は進化のスピードがあまりに速く、すべてを追うのは難しいのが現状です。気づけば話題が次に移っていたり、専門用語ばかりで気後れしてしまったりして、学ぼうという気持ちが途中でしぼんでしまうこともあるのではないでしょうか。
AI-lifeは、そんなもやもやを少しでも晴らし、自分のペースで、安心して学べる場所でありたいと願ってスタートしました。
暮らしのなかで、じっくり学べる場所を
私はこれまで、精神科医として高齢者の精神医療に関わりながら、大阪大学で研究者として研究を行ってきました。また2024年9月〜2025年8月にはUCL(University College London)の精神医学部門およびInteraction Centreに留学し、生成AIを搭載したコンパニオンロボットによって高齢者の孤独感を軽減する研究プロジェクトに取り組んできました。
このテーマに引き続き取り組んでいるなかで、「暮らしの中で見られるAI」について、基礎から実用までをじっくり落ち着いて学べるようなプラットフォームが、驚くほど少ない、とふと気づいたのです。
AI技術はこれまでも月日をかけ暮らしに浸透してきましたが、近年の生成AIの進歩によって一層爆発的に生活を変えつつあります。私が専門で取り組む対話機能搭載ロボットについても、日常生活で見られるようになるのは時間の問題です。この速度はあまりに速く、若い人や、テクノロジーに興味がある一部の人だけがそれに順応していき、それ以外の人たちは呆然と目の前に出現したAI技術を受容する他ない状況になるのではと危惧しています。
そこで、どんな人でもAIと付き合っていけるようなお手伝いをするための「やさしい入り口」を、自分自身の手でつくろうと決めました。
誰でも立ち寄れる、情報の広場のように
AI-lifeは、専門家ではない方を主な対象としたサイトです。
「AIって何?」「どう関わればいいの?」という疑問を持つすべての方に、正確でわかりやすい情報を届けていきます。
同時に、研究者・開発者・福祉や教育の現場に関わる方々にとっても、社会と技術の接点を見つめ直すヒントになるような記事を発信していければと思っています。